相も変わらずミスチルソングばかり聴いているもぐらです。いやほんと、馬鹿の一つ覚えみたいにミスチルしか聴いてませんね。愛着が半端ない(笑)
そんなものだからミスチルのメジャー曲にはとっくに飽きてて、マイナー曲ばかりヘビロテする毎日。
まぁメジャー曲はどうしても聴く機会が多くなりますし、分かりやすさ重視みたいなところがあるのでいかんせん聴き込むレベルまでいかないんですよね。偉そうな言い方になりますけど。
すると必然的にマイナー曲を深堀りしていくわけですが、ミスチルが凄いのはマイナー中のマイナー曲ですら聴く人間を魅了してしまうところ。むしろマイナー曲の方がミスチルの真骨頂をお目にかかれたりするので、そういう曲に出くわす度にファンは驚かざるを得ません。罪なバンドだよ、まったく。
で、今回はそんな罪深きミスチルのマイナー曲の中で、個人的に最近好んでよく聴く楽曲を厳選して5曲ほど紹介していきたいと思います。
一応玄人向けと銘打っているように上級者向けの構成となっています。ただ、もはや1周してその基準が自分の中で崩壊しているのは否めません。聴きすぎてどれがメジャーでどれがマイナーよく分からなくなっているw
その点はご了承くださればなと思います。
妄想満月
終始ゆったりとしたリズムで進行していく感じが癒されます。
心地の良いリズムと桜井さんの声が非常によくマッチした1曲だと思います。
十二月のセントラルパークブルース
イントロのドラムとベースの部分からサビに向けて徐々に盛り上がっていく構成が個人的には好きです。全体的な印象としては、ちょっと分かりにくい表現かもしれませんが、エソラとこんな風にひどく蒸し暑い日を足して2で割ったような印象を受けますかね。ジャズミュージックのようでいてロックンロールが抜群に利いた楽曲です。
盛り上がるナンバーなので、ぜひ聴いてみて下さい。
車の中でかくれてキスをしよう
車の中でかくれてキスをしようタイトルのエロさとは違い、ほの暗さと切なさがない交ぜになったような曲です。
しっとりと歌い上げられているバラード曲で、ミスチルの隠れた名曲として評価されていたりも。
このほの暗さを受け入れられるかどうかは人によってはっきり分かれると思います。
PINK 奇妙な夢
PINKは非常に不思議な印象を受ける1曲ですね。ただ聴くだけじゃ理解しにくい。絵画で言う所のシュールレアリスムに分類されるかのような超現実感がこの曲にはあります。
歌詞もかなり抽象的で1回ちゃんと読み込んでみましたが、理解力の乏しい人間には全く理解できませんした。
けど、この理解できない超現実感がたまらなくいいんですよね~。絵画に造詣はありませんが、それでも時々鑑賞する絵画なんかでも(絵の話ばかりしてすいません)マグリットとかダリとかの画風が好きで、抽象的な概念に惹かれたりします。
その感じがPINKにはあって。
この世界観はハマらない人にはとことんハマらないでしょうが、ハマる人にはめちゃくちゃハマると思いますよ。
羊、吠える
まず歌詞の羊と狼って対比がよくて、非力の象徴を羊、孤高の象徴を狼って具合で表しているのが秀逸。そしてそんな非力な羊が勇気をしぼって吠えるときのかっこよさみたいなものがこの曲の放つメッセージ性だと思います。
ありふれたLove Story同様に平凡な人間のかっこよさを描いた、きっと多くの人が共感できる1曲でしょう。
ちなみに好きな歌詞は、
殴られたならもう片一方の頬を差し出すように
潔く生きれたならどんなにか素敵だろう
~
狼の血筋じゃないから今日も羊の声で吠える
「馬鹿みたい」と笑う君に 気づかぬ振りしながら
って部分。負けるが勝ちみたいな潔さを感じてすごくいいです。
あと、忘れがちですがメロディもいいのでこれは誰にでもおすすめできます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
マイナーと言いつつも普通にいい曲ですので、ミスチルは好きだけど上記の曲は知らなかったという人にぜひ聴いてもらいたいなと思います。
というわけで以上。