生涯独身を覚悟している人が考えなければいけない諸問題について

生涯独身を覚悟している人が考えなければいけない諸問題について, アンダーグラウンドより
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「一生結婚なんかするもんか!俺は独身のまま生きて独身のまま死んでやる‼」

とまではいかないにしろ、「多分、結婚とは無縁の人生なんだろうな」と漠然と考えているものです。どうも。

いわゆる結婚しない生き方というやつですが、、

昔なら村八分にされてもおかしくなかったのでしょうけど、今では生涯未婚のままの人も少なくなく、以前より断然、市民権的なものを得られてきていると思います。

そのためか、そういう生き方は許容されつつあるし、実現しやすくなった。

しかし、生涯独身という生き方を選択する場合、どういう未来が待っているのかやどういう問題が首をもたげているのかなど色々と考えておかなければいけません。

そこで今回は、生涯独身を覚悟している人が考えなければいけない諸問題について述べていきたいなと思います。

ちなみに自分は独身賛成派です。

データで見る生涯未婚率

まずはこちらをご覧ください。

50歳時の未婚割合のデータです↓

年      男     女

1970      1.70%              3.33%

1980                   2.60%              4.45%

1990                   5.57%              4.33%

2000                  12.57%             5.82%

2005                  15.96%             7.25%

2010                   20.14%           10.61%

2015                   23.37%           14.06%

(出典:総務省統計『国税調査報告』より 平成27年度版)

とりあえずデータを見る限りだと生涯未婚の人は増え続けているようです。

そしてこのまま行くと、十数年後には男性の3人に1人が一生独身ということになってもおかしくはないと言われています。

確かに身近なとこで言うと、SNSを見てもそういう人達が一定数存在していますし、企業もファミリー層を狙った商法からおひとりさまを目がけた戦略へシフトチェンジしていることが伺えます。

それに価値観の変化もあって、様々なフェーズにおいて1人を好む人達が増えています。

ゆえに、とりあえず独身で生きることが昔より容易くなったとだけは確実に言えるのでしょう。

もし仮に「結婚しない」と会社の同僚や友人に言ったとしても、「この人はそういう考えの人なのね」で終わるほどには生きやすい社会になったと思います。

田舎だといまだに受け入れられない可能性がありますが(笑)

メリット

生涯独身が以前より許容されやすい社会になったことを踏まえ、結婚しない生き方を選ぶ上でのメリット・デメリットを見ていきましょう。

お金を好きなように使える

独身者は既婚者に比べて、自分の好きなことにお金を使えます。これは大きなメリットの一つでしょう。

既婚者は共働きの場合を除き、毎月家庭に生活費を入れなければいけません。子供がいる場合はさらに養育費や教育費が必要になってきます。

毎月の稼ぎのほとんどを家庭に入れるため、自分の好きなことにお金を使う余裕がない、というケースがほとんどではないでしょうか。

それに比べて独身者は自分が稼いだ分を自分のために使うことが出来ます。後述する予定ですが、結婚しない人間は自分の趣味にいくらお金を使っても自由ですし、食べたいものも好きに選べます。

もっと言うと、もし仮にあなたが生涯で3億円稼ぐ(サラリーマンの生涯賃金が2.7億円)人間なら、1億円ほど好きなものにお金を使える計算になります(生涯必要になるお金が約2億くらい)。

それが子供を1人授かるのならここから使える額が3000万円減り、2人なら6000万円減ります。単純計算に過ぎないですけどね。

お金が全てではないですが、現実的に見れば、人によってお金を自由に使えるということがメリットになり得ますよね。

時間を好きなように使える

お金に並んで、時間も好きなように使えるのが独身者のメリット。

空いた休みにふらっと旅行。空いた時間に習い事。と、好きな時に好きなことが出来ます。

要するに、自分の為だけに生きることが可能になるということ。まぁお金と一緒ですね。

仕事に集中できる

家族がいる男性の場合、家族と仕事どちらに対しても責任を負う必要があります。

バリバリ働いて家の事は何もしないという人もいるでしょうが、それでも家族に何かあればその問題を引き受ける必要が出てきますし、扶養者に対しての責任も負っています。

仕事に集中したいという人にとっては、これは大きなデメリットになるでしょう。

その点、独身者は仕事にだけリソースを割けるので、集中して働けます。また、仕事に疲れて帰ってから家の事をする必要もありません。

趣味に没頭できる

趣味に生きたい!という人にとって結婚は足枷に成り得ます。なぜなら、時間もお金も自分一人だけのものではなくなるのだから。

結婚しても、無理やり趣味の時間を作ることは可能でしょうが、趣味とはゆとりある時間の中だけでしか十分に楽しめるものではないので、結婚すると存分に味わえないかもしれません。

夫婦間の問題に追われ、子育てに忙殺され、上司とのやり取りに疲弊する。

そんな中でどれだけ趣味を楽しむことが出来るか。

「結婚は牢獄である」という名言を誰かが言っていた気がしますが(もしかしたら自分のイメージが生み出しただけかもしれない笑)、まさに趣味人にとっては足枷を付けられ、牢屋に投獄されたも同じ。

独身者はそれがない分、ある意味で気楽です。

挑戦や失敗しやすい

独身とは自分の責任を自分1人が背負っている状態のこと。

そのため、新しく起業したり転職したりするのも本人の自由。例えそれで失敗してしまっても、誰に文句を言われることもありません。

そのためリスクを取った行動が取れるし、最悪借金をしたとしても家族に迷惑が掛からない。

借金は置いといても、チャレンジするのに心理的な障壁がないということが、行動に大きく影響することは間違いないはずです。

「子供のために」がない

自分は子供がいないので想像でしか語れませんが、「子供のために」と言って世の中の親御さんが犠牲にしているものはたくさんあると思います。

それは親を見てもわかったりして、自分を育てるのに自分たちの時間やお金を犠牲にして育ててくれたのは容易に想像がつく。

だからこそ言えるのは、子供を産んで育てるということは、得るものだけではなく失うものが多くあるということ。

子供のために仕事を休んだ、子供のために辞めたい仕事を続けている、子供のために栄養の取れた食事を作っている、と世の大半の親が経験・実践していると推測されます。

まぁこの辺はトレードオフの関係というか、価値観の違いなのでしょうが、子供を産むと失うものがあるのも確かです。

デメリット

続いてはデメリット。

老後の心配

一生独身の場合、老後は1人っきりの可能性が高いです。まして、周りが結婚している人間ばかりだと尚更でしょう。

それに今はいいからと言って独りで生きていたとしても、年をとってからその考えのままとは限りません。

もしかしたら年を食って人恋しくなるかもしれないし、考え方捉え方が変わるかもしれない。ただ、その時になって後悔しても手遅れなのです。

このリスクは考えておかなければいけない気がします。

よく考えてみると、今の日本人は65歳で定年を迎えてから20年近く生きるのが平均的です。これからもっと伸びていく。

その時に独りでいる覚悟があるかどうか。考えておいた方がいい問題の1つですよね。

孤独死のリスク

「死んだ後のことなんてどうでもいい」という自分の中の意見を押し殺して書き進めますが、孤独死するデメリットも独身者には付いてきます。

そもそも、誰かと一緒に暮らしておらず頻繁に人と会うこともなく、かつ独身という条件に当てはまる人間は、誰にも看取られず、また誰からも発見されないので、必然的に孤独死してしまう。

そこで迷惑をかけることになるのは、全くの赤の他人。

赤の他人に独りで死んで白骨化した姿を見せるのは確かに嫌なもの。体裁にこだわる人は特にでしょう。

デメリットになり得るかはわかりませんが、そのリスクが付いて回ることは頭に入れておいた方がよさそうです。

外食で店が限られる

独身者は外食が制限されるというデメリットも抱えています。

ファミリー向けのお店や高級レストランなどは、独身者が1人で入るにはハードルが高いため、外食の選択肢がぐっと減ってきます。

また、そういうお店でなくとも、レジャーや旅行の際などは1人だと孤独を感じてしまいやすい。

ファミリーが集まる場所に行きづらいというのも、独身者にとってはデメリットになり得ます。

周囲の目

いくら気にしない、生きやすくなったと言っても、やはり独身者は周囲の目を気にしなければいけない瞬間があると思います。

家族持ちの友人と会う、親族の集い、帰省、同窓会など、結婚の話題が上がる場面はそこそこあって、その度に自分が独身ということを思い出さなければいけません。

また、親や友人にも「そろそろ結婚したら・・・」と言われてしまう可能性がある。

反対に結婚している人はこの問題が全てクリアになるので、単純に安心感があると思います。

独身者は都度都度、独身でいる自分について考えなければいけなくなるということも首をもたげる問題の1つです。

家事を分担できない

奥さんがいれば家事を分担して家庭内の仕事を減らすことが出来ます。

1人だとこうはいきません。

独身者は、炊事洗濯掃除を1人でやる必要があるので、どうやっても家事を減らすことが出来ません。

若いうちはそれでいいかもしれませんが、これが年をとってくると、体力的な衰えから苦労することは目に見えています。

このリスクに対してどうするのかも考えておいた方が良さそう。

家事代行サービスや介護士を頼むなど、計画的に考えておくこと、またそうなった場合に費用がいくら必要になるかなども早期的にクリアしておかなければならない問題です。

子供を育てるという経験が出来ない

子供を育てるうえで最も大きなメリットとなるのは、子育てを通して得られる経験だと個人的には思ってます。

この経験は他では得ることが出来ず、またやりがいに満ちているのではないかと想像してしまいます。

これは自分の所感に過ぎませんが、子持ちの人の意見はどこか深みがあるように感じます。

それも子育てを通して客観的に人間を見れるようになったから、大人になる必要が出てきたからではないかと思います。

何にせよ、子育てという替えの利かない経験が出来ないというのも独身者のデメリットかもしれません。

まぁ一概にメリットデメリットで括れる問題でもない気がしますが。

家庭というプラットホームを作れない

なんだかんだで家族というプラットホームは安心感をもたらしてくれるでしょう。

家に帰って家族が待っているという安心感、仕事で失敗して落ち込んでも子供の顔を見れば立ち直れる、などはよく聞く話です。

独身者は家に帰っても1人、咳をしても独り(尾崎放哉)です。

結局この辺は自由を取るのか、安心感を取るのか、どちらを自分は求めているのか正確に見極めておく方がいいかもしれませんね。

ここまで見てきて

デメリットに書いたことをまとめると、独身者は既婚者よりも将来に対して万全の備えをしておく必要があると言えそう。

独身者は金銭面・体力面・精神面で頼る相手がいないため、一人でどうやって生きていくのかを明確にしておく必要がありそうですね。

覚悟しなければいけないこと・考えておきたいことを以下にまとめてみます。

生涯未婚者が憂慮すべき問題まとめ

・老後をどう過ごすかの計画

・自由と引き換えに失うものの対価

・第3者の視線

・1人で生きていくメンタルの強さ

・死に方(大袈裟ですけどw)

となりました。

結婚しても独身でいても考えなければいけない問題は色々ありますが、とりあえず生涯独身の人が考慮すべき点はこれくらいで落ち着くのではないかと思います。

ここまで書いてきて分かったのは、結局この問題を突き詰めると、自由と安心のトレードオフだということですかね。

どちらを取るのかが、理想の人生を実現させるための選択肢だったりするのかも。

あくまで自分の考えた範囲での話ですが。

生涯独身の有名人・著名人

ちなみに、生涯独身のまま亡くなった有名人も名言とともに紹介。

レオナルド・ダヴィンチ

人間はやり通す力が

あるかないかによってのみ、

称賛または非難に値する

宮沢賢治

かなしみはちからに、欲りはいつくしみに、いかりは智慧にみちびかるべし

ジャンヌ・ダルク

行動することです。そうすれば神も行動されます

ニュートン

成功に必要なことを

あえて一つ述べるとすれば、

それは、

「つねに願望や目標について考えることだ」

と言うことに尽きると思います。

なぜなら、私たちの人生は

私たちの「思考」でつくられているからです。

ココ・シャネル

美しさは女性の「武器」であり、

装いは「知恵」であり、

謙虚さは「エレガント」である。

マザーテレサ

この世界は食べ物に対する飢餓よりも、

愛や感謝に対する飢餓の方が大きいのです。

独身と全然関係なかったわ(-_-;)

孤独にまつわるおすすめ本

生涯独身を覚悟している人が考えなければいけない諸問題について, アンダーグラウンドより

孤独の価値 (幻冬舎新書)

  • 作者: 森博嗣
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2014/11/27

 孤独を愛する達人、森博嗣さんの本

生涯独身を覚悟している人が考えなければいけない諸問題について, アンダーグラウンドより 生涯独身を覚悟している人が考えなければいけない諸問題について, アンダーグラウンドより

自分の中に孤独を抱け (青春文庫)

  • 作者: 岡本太郎
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2017/04/08

岡本太郎さんも確か独身だったはず。

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