仮想通貨は遊びでやる分には最高に楽しい

仮想通貨は遊びでやる分には最高に楽しい, アンダーグラウンドより
おカネの話
最近、仮想通貨が熱いようで・・・ こんにちは、もぐらです。 最近仮想通貨の認知度が飛躍的に上がりました。
コインチェック(取引所)のCMがTVで流れたり、ビットコインが異常とも言えるほどの高騰を見せたりと何かと話題が尽きません。そんなもんだから、この流れに乗って仮想通貨を始めたという方も多いのではないでしょうか。
かくいう僕も取引を行っている一人。
とは言っても、入れている額は大した金額じゃないし、四六時中チャートに張り付いているわけでもないので、ほとんど趣味感覚で行っていると言っていいでしょう。
始めたのは2017年の5月ごろ。だから仮想通貨を語るのに役不足なのは否めないのですが、それでも思うところは色々あります。
というわけで今回は、素人に毛が生えた程度の仮想通貨論を、仮想通貨を始めて間もないもしくは始めたいと考えている方に向けて語っていこうかと。

仮想通貨は危険?

仮想通貨を始める人がまず考えなければいけないのは、そのリスクについてでしょう。
巷でよく言われているのは、「仮想通貨は実物がないので危ない」「そんなものすぐ破綻する」といった批判的な意見。
僕は別にそれが間違っているとは思いませんが、よくよく考えてみると、それは法定通貨や株にしても同じことが言える。
法定通貨も株も、言うなればただの紙や手形ですよね。それだけでは何の役にも立ちません。
しかし、その紙や金属に価値があると思う人間が一定数いることによって、存在意義が生まれ人々の間で使用されている。
そしてこれは仮想通貨にしても全く同じです。
唯一違うのは、仮想通貨はその実物すらなくデータで管理されているという点。
データで管理と聞くと、確かに脆そうなイメージがありますが、仮想通貨はブロックチェーンと呼ばれる管理システムを採用しているため(後述)、下手な話銀行より安全性が高かったりします。そのため、仮想通貨自体は安全だと思ってます。
他には「仮想通貨は一般で流行らない」という声もよく聞きます。
しかし、仮想通貨は今やトレンドだし、法的にも使用の許可が下りているもののため、批判材料としてはそれすらも弱くなりつつあります。
それにビットコインが消失した件(マウントゴックス)にしたって、取引所に問題があっただけで仮想通貨自体に落ち度はない。決して仮想通貨が改ざんされたわけでも、個人のパソコンからコインが抜かれたわけでもないのです。
そこまで言うんだ。じゃあ仮想通貨は絶対安心なのかというと、もちろんそうとも言い切れない。
前述したように、取引所に問題があればコインを預けている人間も必然的にその問題に巻き込まれてしまうからです。
それに対処する方法としてはコールドウォレットと言われる、取引所・インターネットを介さずコインを保管するやり方があります。
この方法だとインターネットに繋げずにコインを置いておくことが出来るので、取引所に保管(ホットウォレット)するより安全性が高くなります。
というように、コインをどのように管理するかという問題が一つあって。
で、もう一つは、仮想通貨はいつか終わる可能性があるという問題。
なぜ終わってしまうのかというと、コインにはそれぞれ発行上限枚数があり、上限に達するとマイニング(後述)という作業をする人たちがいなくなるから。
マイニングする人がいなくなれば取引データを保存する人がいなくなるので、通貨としての信頼性が失われる。そうすると、コインの存在意義がなくなってしまう可能性が出てくるという寸法。(確かこんな理由だったと思います。確か。間違っていたらお手数ではあるが教えてください)
そのため、価値が下がる瞬間を見誤ればババ抜きのように最後には誰かが必ずババを引くはめになる。ゆえにその見極めが必要になってくるのです。
ちなみに、ビットコインは2140年に発行上限に達します。
以上を踏まえると仮想通貨は必ずしも危険というわけではなく、かと言って絶対安心というわけでもないということ。
それは突き詰めれば、新規性のあるものに対するスタンスの違いということになってくるでしょう。面白そうと思うか、やばそうだから手を出さないと思うのかの違いです。
別にどちらの立場を取ってもいいのですけど、実際に取引をするならくれぐれも無理のない範囲で自己責任のもと行ってほしいですね。
僕は単純に面白そうって楽観的に考えて始めてみました。

技術が凄い・・・らしい

ここからはさらにうす~い知識のもと書き進めていくので、もしかしたら間違った情報を載せてしまうかもしれません。注意してほしいw

ブロックチェーン技術

ビットコインを始め、仮想通貨全般を支えているのがこのブロックチェーンと呼ばれる新技術です。
ブロックチェーンとは簡単に言うと、台帳を皆で管理しようねってシステムのこと。これは銀行などの管理法とは仕組みが大きく違います。
銀行はいわゆる中央集権型といわれる管理システムを用いてデータなどを管理しています。
この中央集権型管理法は、特定のサーバーに全てのデータを集めて管理するため、そのサーバーの強度に大きく依存していると言えます。もしサーバーが攻撃にあい打ち破られでもしたら、目も当てられない事態になるでしょう。
対するブロックチェーン(中央集権型に対し分散型と呼ばれる)は、特定のサーバーではなく個人のパソコン1台1台でデータを管理・共有するので、例えその中の1台がハッキングにあっても全体に影響しません。
また、ブロックチェーンは長いものが優位という性質を持っていて、誰かにデータを書き換えられたとしても新しく出来た短い記録はすぐに破棄されます。
だからもしハッカーなどが従来のデータ(長い記録)を乗っ取ろうとするなら、それを上回るブロックを生成しなければならないということになり、これは単独ではほぼ不可能な話。
以上の事から、ブロックチェーンという新技術は従来の管理法より安全性が高いと言われています。
そしてこの画期的なシステムは仮想通貨の枠を超えて、テクノロジーの分野で今注目を集めているそうですよ。

マイナー(採掘者)

ブロックチェーン技術の凄さは何となくお分かりいただけたと思います。
では、そのブロックチェーンは誰によって繋げられていくのか?という話ですが、それはマイナーと言われる人たち。
マイナーとは簡単に言ってしまえば、台帳に取引記録を書き込んでいく人たちのこと。
例えばビットコインの取引を専門的に保存しているなら、ビットコインのマイニング(採掘)を行うマイナーということが出来るでしょう。
そしてこのマイナーのおかげで膨大な取引データは保存され、仮想通貨を継続させていくことが出来ている。この人たちがいないとデータを保存する人がいなくなり、通貨としての信頼性がなくなってしまう。とはさっき言った通り。
要するに、膨大なデータを膨大な計算をして記録する人たち。ブロックチェーンを支えている人たち。それがマイナーなのです。
そんな努力家気質なマイナーですが、もちろん無償でマイニングをしているわけではないし、趣味でやっているわけでもない。むしろ無償でやると損してしまいます。
マイニングはパソコンを使って行う。そしてパソコンを使うと電力がかかる。よってマイニングには電力がかかる。そのため、無償なら誰もやらない。(なんだこの論法w)
中には、電力?そんなかからないんじゃないの?と思われる方がいるかもしれないが、これが意外と高いらしいです。(具体的な数字は興味がないので調べてない)
だからマイナーは電力の安い地域(確か中国)や熱を帯びにくい気温の低い地域(確か北欧)にパソコンを置いてマイニングを行うという対策を取ります。そこまでいくと、もはや個人の活動の域を超えて企業レベル。
ではそこまでしてマイニングする目的は何かっていうと、ここがポイントなんですが、マイナーにはその見返りとして仮想通貨がもらえることになっています。
これがコインを買わずに手に入れるもう一つの方法であり、マイナーがマイニングをする目的なのです。
要するに、マイニングをして取引データ(ブロック)をチェーンのように繋げていく作業をする代わりに、その代償として報酬をもらうという、winwinの関係がマイナーとブロックチェー技術の間にはあるわけですね。
という風に、仮想通貨はブロックチェーンという新技術とマイナーという人たちによって支えられています。

 投資に向かない

 ここまでは仮想通貨を支えている技術や人のことを薄っぺらく解説してきました。
それでは、仮想通貨自体、つまり取引する側としてはどのように仮想通貨を見定めればいいのでしょうか。
もちろんこれは僕の主観に過ぎませんが、まず言っておくと、仮想通貨は投資に向かないと僕は思っています。というかほとんどの人はそういう考えをお持ちじゃないでしょうか。
これは実際に取引をしてみれば分かることなんだけど、仮想通貨の相場が安定した動きを見せることはまずない。
常に乱高下を繰り返し、時には全体の2~3割の暴落を起こすこともある。そんな不安定な値動きを見せる仮想通貨の世界に資産をぶっこむ度胸があるのは、よっぽどの大富豪でお金に余裕のある人間か、仮想通貨に絶対的な信頼を寄せる人間かのどちらかでしょう。
僕のように一般庶民、いや底辺民にそんな余裕はないし、先見の明もないので仮想通貨を100%信じ切ることも出来ません。
それに、あくまで長期的な視点で見るとリスクが大きいかなと。
ゼロになる確率はそこまで高くないと思うのですが、資産が減ってしまう可能性は充分考えられる。
今のところ希望的観測によって仮想通貨は値上がりを続けているものの、それがいつまで続くかは誰にも分からないのです。
あとあの乱高下は心臓に悪すぎるw

遊びとして

そうなると、無理のない金額から始めるのが賢明な選択になるでしょう。
無理のない金額を突っ込むだけなら上がったり下がったりする度に一喜一憂しなくても済むし、仮想通貨の醍醐味を低リスクで楽しむことが出来ます。
矛盾するようですが、仮想通貨の醍醐味は安定しない相場にあると言っていい。
株よりダイナミックな動きを見せる仮想通貨の世界は少額からでも十分楽しむことが出来るし、少ない元手でリターンも得られると思います。
もちろんギャンブル(投機)を皆さんに勧めているわけではなく、やるんなら余裕のある範囲で楽しもうということ。だから生活費の大半をつぎ込むなんて無理しまくりの運用は言語両断。
あと銘柄を選ぶのも何となく選ぶより、その銘柄の特徴や可能性を考慮してから選んだ方が将来的には伸びていくだろう。と、超保守的な僕は思います。
皆さんも始められるのなら、くれぐれも無理のない範囲で。
以上、知ったかぶりによる仮想通貨論でした。
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