こんにちわ。もぐらです。
最近よく、「新型うつ」という言葉をよく聞くようになりました。
トレンドのようなものですが、予測できないことや不確実なことを本能的に恐れていて、生きづらさで悩んだりしていることに名前をつけるようになってきてますよね。
状況によっては役に立つこともありますが、その中には病気みたいに直すものではなくて、一緒につきあっていかなきゃいけない、気質みたいなものもたくさんありますよね。
以前にもかきましたが、僕はHSPの気質があると思っています。
HSPとは一言で言えば、周囲の刺激や他人の感情に過剰に反応するという資質を持った人たちのこと。
H=ハイリー
S=センシティブ
P=パーソン
↓HSPのための書籍「敏感すぎる自分を好きになる本」読むと、わりと生きやすくなります。自分のことをHSPと理解しつつ、客観的にコントロールできるようになれる本です。
HSPなんじゃないかと思ってる人はセルフチェック受けてみるといいです。
↓10この質問事項に答えるだけで、3分くらいで診断が完了。
僕の診断結果は”あなたはHSPである可能性があります。”とのことでした。
とまあ、ここまでは前回とほぼ同じような内容なんですが、
孤独が好きすぎる。けど、このままでいいのか。自分って社会に適応できないダメなやつなんじゃないかという疑問が、たまによぎるんですよ。困ったことに。
しかし、そもそも孤独が好きなのにはそれなりの原因があるのではないのかなと。
大前提として色々ある個性を尊重して然りのこの世の中のはずです。
しかし個性を持つことがむしろ悪いことであり、右へ倣えで皆同じを良しとする仕組みがどこかのタイミングで作られて、どこのコミュニティでもその考え方が採用されているのですよね。
そのコミュニティに所属する人間はマイノリティや個性に対する見方も癖の強いものになると考えれば、正しく人を見れなくなった人間に囲まれて来たから『孤独が好き』なのではないかとも考えることができるのです。
その流れで、マイノリティや個性のある人達が社会というコミュニティ群に属することに苦手意識を持ち、終いには自分は使い物にならないと思いこまされてしまうという。。
しかし、よく考えるとこのコミュニティに属することが苦手な自分に価値を見いだせない、=自分に価値がない、とおもってしまう先入観を持つことは怖いことなのです。
その考え方の延長線上には、この社会において個性はいらないというメッセージさえ受け取ってしまえます。
特記しておきたいのは、感受性が人よりも強いHSPという症状は特別な存在ではないことがわかっていることです。世界人口の5人に1人はこのHSPの気質を含むという説も有力のようですし。
HSPに限らずですが、まだまだ認知度の低いマイナーな病気を患っている方にしてみれば、世の中からの圧力で生きにくくて本来の力が出せない環境に苦しんでいることが考えられます。
そしてその精神状態に持っていってしまっている大きな原因の一つは、HSPを囲む外部の人に正確な知識が浸透していないからだとも考えられるんですよね。
5人に1人という数字でしたら会社の同僚にもいるレベル。
それなら健常者、一般的とされる人がHSPや他のマイナーな病気に関して少しだけでも関心を持ち、簡単な基礎知識は持っておいても損ではないのかなと。
さらにHSPの知識を持つことを企業で推進してもいいのではないかとさえ思います。
前回のHSPの記事ではその症状についてもお伝えしましたが、HSPの症状が出た時に、周りの人に少しの知識があれば色々なことがスムーズにいくことは確かだといえるでしょう。
近い将来、日本にはより多くの人種や文化があふれる時代に入ることが予測されます。
ですから大和民族の誇りは忘れずに、しかし今こそ、マイノリティを含む多種多様の人種や文化を許容して共生していく力が必要になる気がしてならないのです。
この多種多様の人種と文化の中には、これまで認知度の高くなかった疾患も含まれると考えてください。
要はマイノリティを含めて色々な人がいる中で、それぞれがアイデンティティを持ち始めているのが現在だと捉えられるはずなんです。
それならばマイノリティが社会に歩み寄るのと同じように、社会がマイノリティが生活しやすいようにシフトしていってもいいのではないのかなと。
HSPや発達障害他、今の社会に不便を感じる人は実際少なくはないはずです。
ですから、社会はそのような症状の知識をあらゆる場所でつけられる努力をして、HSP他の患者に適切な業務を割り振り、生きる環境を提供して、弾くのではなく社会に参加させていくことの方が得策ではないかと思っています。
その実現があってこそ、HSPをはじめとした諸症状のある方も気兼ねなく活躍できる社会が構築されていることの証明といえそう。
実はHSPや発達障害には偉人が多いことをご存じでしょうか?
天下取りを初めに成し遂げた織田信長から企業のCEOレベルでも発達障害やHSPが目立つという話はよく耳にします。
誰もが知るシンガーソングライターの宇多田ヒカルさんもその歌詞からHSPなのではないかともっぱらの噂です。
つまり、HSPには健常者として括られる一般人にはない感性が備わっているということなんです。
私は全てが100点にできる人間の存在を知りません。そんな人がいればそれはロボットですねw
十人十色の人間模様。みんな長所を持ち、苦手な所もある。
その凸凹が多少激しくなっているのがHSPや発達障害だとしたならば、一般人と言われる健常者には感じられない感覚をもっていることこそHSPの才能と捉えていいのではないでしょうか?
時代はその新しい感性とクリエイティビティを必要としているように感じます。
かなり昔の話ですが、いち早くアメリカのIBMがLGBTQだけを対象にした就職活動を行っています。そしてこの要項に関しては日本IBMでももちろん考慮されています。
このイベントと企業の動向は(セクシャル)マイノリティと言われる彼ら彼女らには健常者とされる一般人にはない感性、創造性を持っていることを見抜いていた事の裏付けになるはずです。
そして私はマイノリティであるHSPの場合においてもこれに当てはまると考えているのです。
既存の世界観、価値観から新しい可能性をはじくのか、それとも同企業のようにその可能性を最大限とさせる環境作りに尽力するのか。。
その選択は今後の世界の発展さえも左右させる事柄になるのではないのかなと。