どうも、もぐらです。
以前、初心者向け投資法について記事を書きましたが、今回はその中のひとつ、つみたてNISAを深堀してみました。
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つみたてNISAとは?
つみたてNISAとは、個人投資家が少額からでも始められる、長期積立投資を支援するための非課税制度のことです。
つみたてNISAの銘柄数は199本(2021年8月時点)で、金融庁が厳選した、積立投資向きの銘柄となっています。
なので、初心者でも投資先が選びやすいようになっています。
つみたてNISAのメリットとデメリット
つみたてNISAで得られるメリットについて、具体的に見ていきましょう。
20年間は投資で得た利益は非課税になる
これが最大のメリット。
年間40万円までと決められておりますが、総額800万円までは売却時に発生した利益に対して税金がかかりません。
少額から始められる
年間40万円以内であれば良いので、投資に回せるお金が少ない人でも気軽に始められます。
満額使おうとすると月3.3万円ですが、1万円から始めても大丈夫です。
ドル・コスト平均法によるリスク軽減
ドル・コスト平均法とは、一定額ずつ買うことで、高い時には買付数を減らし、安い時に買付数を増やすことで平均買付単価を抑える方法です。
つみたてNISAは20年間積み立てていくので、時間分散が効き、高値で買うリスクを軽減できます。
もちろん、メリットだけではなく、デメリットもあります。
選べる金融商品が少ない
投資信託は1.3万本以上の商品がありますが、つみたてNISAでは199本からしか選ぶことができません。
損失が出た時は非課税という恩恵を受けられない
つみたてNISAでは20年間で得た利益に対してかかる税金を免除する制度です。
そもそも利益が出ていない状態では税金は掛からないので、非課税の恩恵を受けることができなくなります。
つみたてNISAの始めかた
ここからは、つみたてNISAを開始するための5つのステップについて紹介します。
1.つみたてNISAを行う証券会社を決める
つみたてNISAは証券会社によって取り扱う銘柄が違います。
なので、開設する前に投資したい投資信託を決めてから開設するようにしましょう。
2.NISA口座を開設する
証券会社が決まったら、口座を開設しましょう。
つみたてNISA口座を開設する場合、総合口座も一緒に作る必要があります。
初心者であれば、総合口座は迷わず特定口座(源泉徴収あり)を選んでください。
3.証券会社に入金する
銘柄を決める前に入金します。
40万円入れておけば、1年間は大丈夫。
少なくとも1回目の積立金だけは入れておきましょう。
4.銘柄を決める
銘柄を決めるときのポイントは、運用手法、投資対象、信託報酬がです。
運用手法にはインデックス型(日経平均などの指数と連動するように運用)とアクティブ型(指数を上回るように運用)がありますが、インデックス型を選ぶのが無難です。
次に投資対象。
20代はある程度のリスクを取ることができるので、全世界、全米株式に投資する投資信託がおすすめです。
年齢に応じて、先進国債券の投資信託の割合を増やすことで、リスクを減らした運用をすることもできます。
最後に信託報酬。
これは投資信託の管理・運用にかかる費用で、保有している間ずっとかかる手数料です。
そのため、長期運用するつみたてNISAでは、低いものを選んだ方が長期的なメリットは大きいです。
これらを意識して、銘柄を選びましょう。
銘柄は複数積み立てることができますが、多すぎるとそれぞれの積立金額が少なくなり、利益を得にくくなります。
3つ程度に絞りましょう。
5.毎月の積立金額を設定する
選んだ銘柄の積立金額を設定します。
月3.3万円で約40万円積み立てることができるので、リスクも考えて設定しましょう。
つみたてNISAでよくある質問
Q:NISA口座を複数開設できる?
A:証券会社が異なっても開設できません。
Q:銘柄は途中で変えられる?
A:新しい銘柄を設定して積み立てることは可能ですが、すでに積み立てている銘柄を解約して載せ換えることはできません(売却後はその投資枠を使用できないため)。
Q:積立金額の設定は途中で変えられる?
A:変えられます。増額や減額は自由にできます。
Q:非課税期間が終わったらどうなるの?
A:特定口座などの課税口座に移り、その後の利益には税金がかかります。
まとめ
つみたてNISAは少額から非課税で始められ、初心者でも安心して資産運用ができる方法です。
今回の内容を参考にぜひ、つみたてNISAを始めて見てください!
ビットコインという選択肢も
最近ではビットコインによる資産運用も一般化してるみたいです。まずは口座を開いてみるのもいいかもしれません。