どうも、もぐらです。
突然ですがみなさん、「なろう系小説」ってご存じですか?
「オーバーロード」や「無職転生」などいろいろありますが、一言でまとめると「現代で不遇だった主人公が異世界で無双する」というあらすじのファンタジーです。
↓【相関図】ゲームオブスローンズ登場人物の関係性を相関図とともに解説しとく
転生する先は大抵中世ヨーロッパ風で、主人公はその世界にはない技術や知識を持っています。
で、考えたわけです。「ゲームオブスローンズも中世ヨーロッパ風異世界じゃないか」
じゃあ、現代人がゲームオブスローンズ(以下、GOT)の世界に転生したらどうなるのか、ちょっと語ってみたいと思います。
「転生先を間違えたら多分即死」
別の記事に書きましたが、GOTの世界は広く登場人物もたくさんいます。
スターク家の城の前くらいに転生するならまだいいんですが、ボルトン家のラムジーのところに転生したら、数秒で犬の餌になってしまうかもしれません。
ピーター・ベイリッシュのところにかわいい女の子の姿で転生したら、有無を言わさず「自分のところで働け」と言われそうですし、ヴァリスのそばに転生したら、スパイに仕立て上げられるでしょう。
「壁」のところに転生したら、ナイツウォッチとして一生を極寒の地で過ごさなければなりません。
目が覚めたら牧歌的な原っぱで巨乳の女騎士やかわいい村娘がいきなりチヤホヤしてくれることは絶対ないでしょう。厳しい世界です。
「名もなき村」や「賑わう都市」に転生しても油断はならない
では、ドラマの中に登場する名もなき村や王都のような賑やかな都市に転生すれば平和かといえば、そうでもありません。
GOTではしょっちゅう戦争が起こります。ある日突然騎士や騎馬民族の集団がやってきて、略奪や殺人をしていくこともあるでしょう。
王都でも謎の大爆発は起こるし、ドラゴンがやってきて炎を吐いて無差別に人を殺すこともあります。
つまり、どこに転生しても「死」と隣り合わせ。それが「GOT」の世界。
転生したくないですね。
生き残りたければティリオンにすがれ
じゃあ、GOTの世界に転生してしまった。でも、少しでも平和に長生きしたい。という場合はどうすればいいのでしょうか?
答えは1つ。ティリオンを頼りましょう。
ティリオン・ラニスターはGOTの世界では珍しく弱者に優しく、現代的な価値観の持ち主です。GOTを視聴中も何度ティリオンの言動にほっとしていました。
それに、ティリオンは自分が体が不自由なので弱い人にも寄り添って思いやりを魅せてくれます。
ティリオンなら、異世界の話しも興味深く聞いてくれそうですし、問答無用で殺すこともないでしょう。
うまくいけば、付き人として使ってもらえるかもしれません。
現代人知識は多分役に立たない
なろう系小説が好きな人なら「でも、現代人の技術や知識をもっていれば、なんとか無双できそう」と思うかもしれません。
甘いです。GOTの世界は1対1の正々堂々とした勝負はありません。敵は必ず集団で襲って組ます。いくら強い武器を持っていても、知識があっても役に立ちません。
まれに1人とか1匹で立ち向かってくる敵もいますが、そういう奴はめちゃくちゃ強いです。ドラゴンとか、ゾンビとかになっています。
ですから、どんなにチート能力を持っていても、GOTの世界に転生したらまずはラニスター家のティリオンの元を目指しましょう。そうすれば、無双はできなくても生き延びることはできます。
リアリティありすぎ。だからこそ面白いゲームオブスローンズ
なんだか身も蓋もない内容になってしまいましたが、それだけゲームオブスローンズの世界はリアリティがあるということでしょう。気を抜いたらすぐに殺されてしまう世界を舞台にした人間の素晴らしさと醜さを同時に味わえるドラマ。それがゲームオブスローンズです。皆さんもぜひ見てみてくださいね。