どうも、もぐらです。
SNS上で“モテクリエイター”として有名なゆうこす氏の新刊を読んだので、本書説明や感想を紹介していきます。
ブランディングに興味がある人・インフルエンサーになりたいと考えている人は、必見の内容ですよ。
ゆうこすって?
菅本 裕子は日本の実業家、モテクリエイター。タレント。元アイドル。福岡県北九州市出身。KOS所属。HKT48の元メンバー。 Wikipediaより
ゆうこす(呼び捨てしてごめんなさい)は、元HKTのメンバーで実業家の方です。
現在はモテクリエイターという肩書で活動されていて、SNSやYouTubeを通して女性がモテるための情報を発信したり、関連の商品をPRしたりしています。
ちなみに管理人は彼女の過去や実績を知らなかったんですが、存在自体はTwitterを通してなんとなく認知していて、「自分の見せ方を天才的に分かってる人だなぁ」という印象を持っていました。
元アイドルということもあるのかもしれません、もっと言えば、ブランディングがめっちゃ上手いよなぁと感じていました。
そしてそんなブランディングの天才が出版した書籍、それが『共感SNS』となります。
『共感SNS』とはどんな本?
ゆうこすはただのインフルエンサーじゃない、次世代の起業家だ! ―堀江貴文
ゆうこすは「発信」より「共感」のほうが強いと完璧に理解している! ―アル株式会社 代表取締役 けんすう(古川健介)
“私らしく”生きる。ゆうこすとは、その尊さと方法論を同時に示してくれる、唯一無二の教科書である。 -SHOWROOM株式会社 代表取締役社長 前田裕二
応援される人になるのが成功の最短ルート!
失敗も成功も味わったから語れる、ファンづくりから仕事を切り拓くまでのすべて
SNSでいちばん大事なことを、教えてくれる1冊Amazonより
とりあえず帯書いている人がもれなく凄い。
本書は主に以下のようなことを中心に執筆されている1冊です。
・セルフプロデュースの仕方
・ターゲットの絞り方
・知名度0からフォロワーを増やす方法
・共感力でフォロワーをファンにする方法
・SNSを仕事にする
・SNSでブランドを作る
というような感じのことが、ゆうこすの視点からビジネス初心者にでもわかるよう簡易にまとめられています。
『共感SNS』をおすすめしたい人
実際に結果を出している人のマーケティング理論(主にブランディング法)が知りたい人
本書を読めば、フォロワー数のべ150万人越えの人間が何を考え、どうやってSNSを運用しているのかを知れます。
特に戦略的な部分はなかなか知る機会がないので、そういった意味では実践的かつ貴重な1冊だと言えるでしょう。
職業としてインフルエンサーを目指している人
正直再現性はそこまで高くないなと思ったものの、それでも本書は、インフルエンサーを目指す人の指南書になりうる内容になってます。
インフルエンサーとは何たるか?が非常に分かりやすく理解できますし、なり方も読めばある程度なら理解できるでしょう。
読んで感じたこと
インフルエンサーになるのもなってからも多分めっちゃ大変なんだろうなと思った
本書はインフルエンサーについてかなりぶっちゃけて書かれているのですけど、それを知るとやはり、インフルエンサーというのはなるのもなってからも大変なんだろうなとつくづく思いました。
私も大したことないなりにもブログやTwitterをやってるもんで、何となーくではありますけどフォロワーの多い人の苦労は想像できます。
本当の意味で自分の伝えたいことは伝えられず、大衆が求めるピエロと化し、現実とかけ離れた自分を演じる毎日。
そうやって努力の末にインフルエンサーになれたとしても、批判や炎上のリスクにさらされ続ける(言い方は最悪だけどw)。
多分かなりのストレスが溜まることでしょう。
インフルエンサーになれれば影響力を獲得でき、様々な役得を手に入れられることも事実ですが、生半可な精神力じゃやってられないのもまた事実なのだと思います。
この本を読んでいるとインフルエンサーというのはたぶんめっちゃ大変だし、なるにも資質がいるんだろうなーと感じてしまいました。
少なくとも自分には出来ない^^;
共感力めっちゃ大事
本書を読めば共感力の大事さがよく分かります。
ゆうこすの説明というより、彼女の書く文章自体から共感力をビシバシ感じるのです。
そしてそんな共感力満載な文章を読んでいると、自然と彼女のことを応援したくなっている自分に気づき、なるほどそれで多くの人達から愛されているのだなと分かると同時に、SNSで人気者になるには共感力が必要な能力なんだなと腹落ちしたような気がします。
ユーザーの悩みや感情に寄り添って理解を示す能力。
書き出せば簡単ですが、きっとこれがインフルエンサーに求められる能力なんでしょうね。
『共感SNS』はそんなことがよく分かる1冊でした。