気づけば喫煙者。もぐらです。
自慢げに宣言できることではないですが、タバコを吸い始めてかれこれ5年くらい経ちます。
吸い始めたきっかけは単なる興味本位。友人に誘われて夜の繁華街に行った流れで初めて吸いました。
初めて吸った感想は「煙たいなー 」以外に特にはなく、大人はこんなの吸って何が嬉しいのかと疑問にすら感じました。
ただ気づけばいつの間にかタバコを常習的に吸うようになっており、タバコ中心の生活になっています。
そして後悔もしております。
1本目を吸う前の自分に言ってやりたいこと
タバコのデメリットを解説する前に、どうしても一言だけ言っておきたいやつがいます。
それは誰かと言えば、過去の自分。
そうですね、とりあえずタイムスリップかなんかが出来たとして、1本目を吸う前の自分に会えることになったとしましょう。
無知で愚かだった頃の自分です。
そうしたならば、私は過去の自分にきっとこう言うでしょう。
「いいか、それだけは絶対吸うな。お前がそれを吸うと未来の私は苦しむ羽目になる。お前が今吸わなければ未来の私は後悔せずに済むのだ。だから絶対に吸うなよ」と。
読者の皆様もお分かりのように、ここで最初の1本を吸っていなければ禁煙できないことで悩む必要はそもそもなかったわけなので、私の主張はしごく真っ当なものだと言えます。
すると頑固で聞かん坊な彼はこう返してきました。
「関係ないね。吸いたいから吸う。俺の勝手だろ」
あろうことか私は過去の自分に反発を喰らってしまいます。
となれば今なお頑固で聞かん坊な私も負けじと、
「ふざけんなよ!誰のためを思って言ってると思ってんだ。お前のためだぞ」と言い返します。
「大体あんた誰だよ。怪しすぎるわ」
「説明は面倒くさい。いいから吸うな!」
そしてしばらく口論は続きます。
・・・・・
すると驚くべきことに、ここでもう1人の私が登場しました。
そして彼は当たり前のように「10年後から来た」とだけ言い、
現在の私が過去の私に忠告したように、「今ならまだやめられるからタバコを吸うな」と釘を刺してくるじゃないですか。
その偉そうな物言いに一瞬イラっとしたものの、そこで私は1つの真実を悟るのです。
「10年後も吸ってんのかい」、と。
などと、つい遊び心からまるでドラえもんに出てきそうなストーリーを展開してしまいましたが(笑)
とにかくですね、タバコを吸う前の真っ新だった自分に言いたいのはタバコだけは吸うなってことなのですよ。
それでも吸おうとしたら後ろからドロップキックでも入れてやります。
まぁそれくらい今の私は喫煙したことを強く後悔しているわけなんですね。
喫煙者のほとんどは吸ったことを後悔している
たぶん喫煙者のほとんどはタバコを吸ったことを後悔していると思います。
喫煙者と話すと禁煙したいという声をよく聞きますし、世の中的にも喫煙は悪であるという価値観が広がっていて、肩身の狭い思いはしょっちゅうします。
それに加え喫煙のデメリットも多く、喫煙者は一言で言えば四面楚歌の状況、文字通り周りから煙たがられる存在になってしまっています。
そんなもんなので、喫煙者のほとんどは出来ることなら禁煙したいと望んでいる人が多い気がしますね。
周りを見ていても本当に吸うのが好きで好きで吸っている人は実は珍しく、どちらかと言えば仕方なく吸っているという動機の方が強力に作用している節がある。
それを認められず好きだから吸っていると強がる人も中にはいますが、心から好きだと感じている人はかなり少数派ではないでしょうか。
つまり、愛煙家よりニコチン依存者の方が絶対数が多いと言えます。
私含め喫煙者の多くはタバコに縛られまくっているのです。
タバコのデメリット
喫煙者にとっては耳の痛い話ですよね。が、もっと激痛の走る話をこれからしていきます(笑)
ここから先はタバコのデメリットを語れるだけ語り尽くしていきましょう。
健康を害す恐れあり
当たり前過ぎてつまらないでしょうが、大切なところなのでどうか聞いてください。
タバコは体に悪い物質を多く含んでいます。
よく聞くニコチンやタールだけではなく、タバコの中には約200種類の有害物質が含まれており、発がん性物質は50種類にものぼります。
さらに驚くべきことに、ペンキ除去剤に使われている物質、アリの駆除剤に含まれる物質など、とにかく体に悪いものがこれでもかと詰め込まれており、どう考えても体に良くありません。
お金がもったいない
タバコは得るものが非常に少ないわりに価格がアホみたいに高いです。
その理由は簡単で、タバコという商品には税負担率がバカみたいにかかっているから。
一般的な紙タバコの税負担率は約6割と言われており、仮に500円のタバコ1箱なら、約300円分は税金として支払っている計算になります。
そしてこの税金は国税、地方税、消費税、タバコ特別税など、複数の税金が合わさって徴収されているという特徴があります。
これがいかにバカバカしいことかは、わざわざ私が説明するまでもないでしょう。
ちなみに、タバコの生涯コストは約1,600万円だと言われてます。
時間がもったいない
意外と見落としがちなのが、タバコを吸っている時間は何も産み出していないという損失。
つまり、時間がもったいないわけです。
例えば1日に1箱タバコを吸う人の時間損失を見てみましょう。
1本吸い終わるのにだいたい7分かかるとすると、
20×7=140分
となり、1日に約2時間20分タバコに時間を費やしていることになります。
さらに1か月では単純に30倍の70時間もの損失になっています。
吸える場所が少ない
吸える場所が限定されているということもデメリットの1つ。
お店に入るにしても、今では完全禁煙の店が増えつつあって全く吸えないか、運が良くて分煙店か店外で吸えるかと言ったところです。
そうなれば吸えないストレスが溜まりますし、肩身の狭い思いもしなければなりません。
中でも私が過去最も辛いと感じたのは、飛行機での移動です。
海外を旅行した際、乗り換えまでの約6時間タバコを吸えなかったことがあって、その時はかなりイライラした記憶があります。
体臭・口臭がひどくなる
タバコを吸うと体臭や口臭が酷くなると言われています。
タバコの煙は知らず知らず服についたりしますし、ヤニで歯が黄ばんだりすることもあります。
私含め喫煙者はそのニオイには気づきませんが、もしからしたらそういった部分で知らず知らずのうちに非喫煙者に迷惑をかけている可能性があるかもしれません。
スメルハラスメントには気を使いたいところです。
家族や一緒にいる人にも悪影響を及ぼす
副流煙によって喫煙者の周りにいる人間にも悪影響が及んでしまいます。
これを受動喫煙と言って、何ならフィルター越しに吸っている本人よりも体には悪いそう。
迷惑をかけている側としては、ただただ気を付ける他ありませんよね。特に大切な人がいる場合はなおさらだと思います。
ストレス解消にはならない
タバコを吸っていると「はぁ~落ち着く」とか「ストレス解消したわ」とかって感じますが、実はこれはただの思い込みに過ぎません。
イギリスの研究結果を見ても、喫煙者と非喫煙者では前者の方がかかるストレスが多く、うつ病になる人の割合もそれに比例しているらしいです。
それに、これはどこかで見ただけなので正確性が低いですが、
タバコを吸って得られる快感というのは、それまでのストレスが解消されていく過程で生じるものではなく、ニコチンの中毒性によって引き起こされるだけのものだという見方もあります。
つまり、足りなくなったニコチンを体内に取り入れたことによって快感(ストレス解消と思いこむ)は生まれているというわけです。
そのため、実際にはストレス解消に効果があるかどうかは判断できないと考えられます。
タバコがストレス解消になるかどうかという問題は、人によって考え方が違いますが、少なくともそれがまやかしである可能性は捨てきれないでしょう。
結論:タバコだけは吸うな
どの口が言ってんだよって思われるかもしれませんが、この記事の結論としては、タバコだけは吸うな!ってことになりますね。
そこだけは最後に強く忠告しておきます。
吸うとほぼ間違いなく後悔するし、苦しむ羽目になりますからね。
ちなみに、吸うな吸うな言ってますけどもちろん吸えって意味じゃないですからね(笑)
そして最後に、口だけになる可能性超絶高めですけど、管理人は今後禁煙にトライしたいなと考えております。
その様子は気が向いたらこのブログでお伝えしていきますので機会があればまたということで。
以上。