どうも、もぐらです。
私は現在ブログからの広告収入に加え、アルバイトからの労働収入を貰いながら生活しています。
いわゆる二足の草鞋を履いた状態ですね。
そして最近ではさらに「もう1つの草鞋は履けないだろうか?」と思い、色々調べています(やるなら株かな)。
↓こちらの記事でもおすすめ投資を紹介してます。
投資しないリスク。超初心者向けおすすめ投資法を5つ紹介します。
人によれば、「なぜそんなに色々やるの?面倒じゃないの?」と疑問に思うかもしれません。
ですが、収入の柱を増やすと良いことも多々あります。
今回はその辺について解説していきましょう。
収入の柱って?
たまに聞くことがあるかもしれませんが収入の柱とは、
複数の収入源を持った状態のことをいいます。
分かりやすくいうと、Aから毎月10万円、Bから毎月20万円、Cから毎月5万円振り込まれてくるみたいなイメージですね。
収入源となるビジネスに特に縛りとかはありません。
ただ個人的な意見ですが、それぞれに立てる柱は、極力別種類のビジネスにしといた方がいいんじゃなかなぁと思っています。
なぜならそれぞれのビジネスには違った個性や性質があり、その違った個性を組み合わせることではじめて収入の柱を複数本立てるメリットを享受できるからです。
例えばバイトを3つ掛け持ちした場合。この場合は収入源が3つあるとは言えますけど、体を壊して働けなくなったら一発でアウトですよね。
また、日本企業3社の株に分散投資しても日本が不況になればアウトですし、せどりや転売ばかりやっていても法規制が厳しくなればアウトです。
つまり同じビジネスをいくらスライドさせようが、そのビジネスが持つ根本的なリスクを回避できていないわけです。
1つのリスクで全部の柱が倒れてしまうのは柱を立てるメリットがありませんから、やはり立てる柱はそれぞれ独立したビジネスが確実だといえます。
もちろんこの辺は人によって考え方が違うでしょうが、きわめて保守的な自分はこの方法がなんだかんだベストなのではないかと考えています。
ちなみに、種類を含めれば数が多くなるものの、ビジネスの分類自体は大きく分ければ以下の4つしかありません。
①給与所得→会社員、フリーターなど
メリット:最も収入が安定している
デメリット:収入増減のふり幅が狭い
②事業所得→会社経営、個人事業など
メリット:収入の上限がない
デメリット:収入が安定しない
③不動産所得→不動産売買など
メリット:不労所得に近い収入が得られる
デメリット:初期費用が高い、物件選びで失敗する可能性がある
④配当所得→株、債券など
メリット:自分が働かなくてもお金に働いてもらえる
デメリット:まとまった資金がないとうまみがない
これで全てというわけじゃありませんが、一般的な人はこの中から収入の柱を増やしていくことになると思います。
収入の柱が増えることで得られるメリット
1つの収入源に依存しないから精神的に安定する
結局のところ、収入の柱を増やす最大のメリットはこれに尽きます。
「柱を増やせばたとえその中の1本が折れてしまっても、まだ他の柱が残っているから安心して生活ができる」
この境地は誰しも憧れるところでしょう。そしてこれは1つの収入源に依存しているだけでは決して手に入れることができません。
最近は公務員や大手企業に就職できたからといって安心していられない時代です。
人間がいつAIに仕事を奪われてもおかしくはないし、国が副業を解禁してしまうほど民間企業にも期待できなくなりました。
そんな中、収入の柱を増やすことの価値はより一層高まっていると言えるのではないでしょうか。
そして現に、収入の柱を増やしておけばそれらの不安の大部分は取り除けるのです。
お金を増やしやすくなる
会社員だけで資産を増やそうとする場合、どうしても限界があります。
この辺は「金持ち父さん 貧乏父さん」や「黄金の羽の拾い方」などのマネー本に詳しく書かれているのですが、会社員はその仕組み上大きな資産を築くことがほぼ間違いなく出来ません。
資本主義社会において大きくお金を増やすなら、自分の事業を持つか、投資をする側に回るしかないのです。
ちなみにこういった背景から会社員を馬鹿にする人もいますけど、会社員にもメリットはあります。
それは、毎月安定してサラリーが振り込まれてくることです。
いくら大きなミスをしようがサボっていようが自動的にサラリーは振り込まれてきますから、他のビジネスと安定度が違いますよね。
なので、その安定を最大限活用したうえでそれ以外の収入の柱を増やしていけば、比較的安全に資産を増やしていくことができます。
収入の柱を増やせば効率よくお金が回り出し、資産を増やしやすくなるのです。
収入の柱を増やしたい人が考えておくといいこと
ここからは管理人の考える、収入の柱を増やす際の注意点やポイントなどを解説していきましょう。
※念のため保険を打っておくと、下記事項はあくまでもケースバイケースで人や状況によって変わります。
柱は増やし過ぎるよりも太くする方が重要
柱を増やすとリスクヘッジになりますが、かといって増やし過ぎると今度は管理の手間や時間とのトレードオフになって大変です。
特に時間は有限で貴重ですから、ある程度の選択と集中は大事。
また、柱を増やし過ぎると全部が全部中途半端になってどれも芽が出ないなんてことになったりも・・・
そこで柱は3本くらいを目安にするのが丁度いいのではないかと思います。
2本だと1本倒れた時に精神的にきますが、3本だと1本倒れてもまだ余裕がある。
4本だと管理がとたんに面倒になりますが、3本だとギリギリ許容できる。
よって3本の柱が最もバランスよくビジネスを分散させられているように思います。
で数を絞ったら今度をそれを徐々に太くしていく。
さすれば幹が太くて倒れにくい3本の柱が出来上がるので、少々の嵐が来ようとびくともしなくなるでしょう。
オーバーワークになり過ぎないよう気を付けよう
柱を増やすとまず間違いなく時間をうまいこと管理しなければいけなくなります。
ビジネスの種類にもよりますが、完全に放っておいても回るものは限られていて、大抵は勉強したり手をかけなければうまく回りません。
それに気づいて「とにかく頑張ればいい」とオーバーワークすることで解決しようとする人が時々いますが、これは長期的に見れば損なのであまりおすすめしません。
オーバーワークによって体を壊したり、精神を病んだりすれば、結果的に何もできなくなってしまうからです。
柱を増やすなら時間管理のスキルも必須だと覚えておきましょう。
一点集中も時には大事
最後に今回の内容を全否定するかのような問題発言をこれからしましょうか(笑)
これまで柱を増やすことは大事だと何度も説明してきましたが、人生においては一点集中も時には必要です。
「ここしかない」ってときは一気に攻めた方がいい時もあるだろうし、逆に「今はこれをしない方がよさそうだな」と思えば断念するときもあるでしょう。
要は、何事にもタイミングというものがあって、タイミング的に違うなってときは柱を増やさない方がいい場合もあるということです。
そのタイミングは人それぞれ違うだろうし見極め方も違います。
収入の柱を増やせば人生のハードルが下がり、1本だった場合より生きやすくなるということに間違いはありませんが、それと同等、いやそれ以上にタイミングも考慮しておきたいところです。
まとめ
今回は収入の柱を増やすことのメリットについて色々とお話してきました。
最後に1つだけ言えるのは、私の場合は少なくとも事業所得と給与所得の2本の柱を立てたことで精神的な安定度が増し、以前より断然生きやすくなったということです。
過去の自分は労働収入以外の方法でお金を得られることすら知りませんでしたが、それ以外のビジネスを知り、実際にお金を稼ぐことで確実に視野が広がったことは間違いありません。
まだまだ至らない部分もありますが、日本の政治や経済に期待できない以上、個人個人がどうなってもいいように備えておく必要があると思っています。
収入の柱を増やすことはそのための方略の1つです。自分の身を守るという意味でもぜひこの方法を検討してみてください。
以上。駄文失礼。
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
- 作者: ロバートキヨサキ,白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房